食品でなくても
生コン偽装の会社が廃業と言うニュースが…
日本工業規格(JIS)で認められていない「溶融スラグ」を混ぜた生コンクリートを製造した神奈川県藤沢市の「
六会(むつあい)コンクリート」(小金井弘昭社長)が近く廃業し、問題の生コンを使ったマンションなど建物の補償費を捻出(ねんしゅつ)するため本社などを売却することが分かった。
同社関係者によると、7月に問題が発覚してJIS認証が取り消され、製造を休止しており、事業継続が困難になっている。このため、廃業したうえで、本社や工場、敷地約7000平方メートルを売却する。売却先は県内の同業者になるという。溶融スラグが入った生コンを使うと、表面がはがれる「ポップアウト」現象が起き、建設中のマンションの販売や工事が中止になるなど影響が出た。生コンを販売した神奈川生コンクリート協同組合(横浜市)に、建物強度の調査や補償の請求が数十件寄せられている。
六会コンクリート幹部は、「補償費用を工面するには、経営資源を売却するほかなく、廃業せざるを得ない。本社の売却額などは明らかにできない」と話した。
同組合幹部は、「損害賠償の訴訟を起こす動きもあり、補償額がどれくらいになるか見通しがたたない」としており、不動産などの売却益を補償費が上回った場合は、組合が不足分を補填(ほてん)する方向でも検討する。
神奈川県などの調査によると、問題の生コンは、横浜市、藤沢市などで建設中のマンションや病院、学校体育館など222件で使われていた。このうち、柱や梁(はり)など主要構造部に使用され、建築基準法違反とされた建物は、マンションやビジネスホテルなど70件に上る。
(2008年12月1日14時34分 読売新聞)』
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